アイルランドの”国”に纏わる4の事柄


目次:アイルランドの基礎知識

  1. アイルランドの国旗
  2. アイルランドの国章
  3. アイルランドの国花
  4. アイルランドの国鳥

アイルランドの国旗

アイルランドの国旗、みなさんはご存知ですか??もちろん上の国旗がアイルランドのものですが、一見、コートジボワールの国旗に似てますよね?!白を挟んでオレンジと緑が逆なんですね。(サッカー好きの方なら分かるはず)

日本では国旗に2:3の縦横比を採用していますが、アイルランドは1:2を採用しているそうです。フランスから刺激を受け3色旗となったこの国旗、1922年にアイルランド自由国の国旗として採用され、1937年に新憲法を施行してエール共和国と改称した際に憲法で国旗として定められました。

⑴緑はケルトの伝統、つまりカトリック
⑵オレンジはプロテスタント(ちなみにプロテスタントが支持していたオレンジ公ウィリアムにちなんでいます)
⑶白はその両者の平和を表しています。

アイルランドの国章

アイルランドでハープの存在は、古い伝説において語り継がれてきたそうです。魔法の神ダーダがハープで3種類の音楽を演奏し、敵を泣かせ笑わせ、最終的には眠らせたというものです。

中世からは吟遊詩人がハープで伴奏をつけながら歌っていたとのことで、やがて王侯や貴族がハープ奏者を個人的に雇うようになり、16世紀以降はハープ音楽がかなりもてはやされるようになりました。このころから国の象徴としてハープが使われてきたのです。17世紀~18世紀には戦争の際アイルランド軍を表す旗にも使われ、現在では大統領や大臣の捺印や、アイルランドのユーロコインにも使われています。ギネスのロゴにも使われていますよね。

そしてこの国章は1945年11月9日にアイルランド共和国の正式な国章として制定されたのです。

セントパトリックスブルーを地色にし、その上に銀色の弦を張られた金のハープが描かれています。ちなみにこの紋章はイギリスや同じくイギリス植民地であったカナダの国章にも使用されています。

アイルランドの国花

この花、そして見たことありますよね?小さい頃四つ葉のクローバーを探したこと、きっと皆さんもあると思います。そうです、シロツメクサです。アイルランドの国花は”シャムロック”、シャムロックとは3つの葉を持つ植物の総称だと言われています。シロツメクサもその一つにあたります。

そもそもシャムロックがアイルランドに広まったのは5世紀、かの聖パトリックがキリスト教を広めた際に、三つ葉のクローバーを片手に教えを説いてまわったことだとされています。三枚の葉が”三位一体”をイメージさせるということです。

アイルランドでは国営航空会社のロゴやラグビー代表のユニフォーム等にもシャムロックが描かれ、恋人たちは婚約の際にシャムロックを交換し合うのだそうです。

アイルランドの国鳥

日本の国鳥はキジ、ではアイルランドの国鳥はなんでしょうか?

写真を見てもピンと来ないかもしれませんが「ミヤコドリ」という鳥です。名前は聞いたことがある人は多いかと思います。日本では「冬鳥」に分類され、海岸地帯でよく見られます。体長は45cmほどでハトより少し大きい程度。頭から背中と翼は黒、お腹は白とはっきり2色に分かれていて、なんだかペンギンに似ていますね。

夏に北欧、中央アジア、沿海州、カムチャツカ半島などで繁殖し、西欧、アフリカ西岸、中東、中国南部、日本にかけての海岸で越冬するミヤコドリ。日本では九州や東京湾、三重などで見られますよ。見かけたときはアイルランドのことを思い出してみてくださいね(^^)