近年のアイルランドの治安・経済に関して


目次:意外と知らないアイルランドの治安・経済事情

  1. 世界良い国指数No.1
  2. 近年のアイルランド経済
  3. アイルランド警察まとめ
  4. アイルランドの大統領
  5. アイルランド治安事情について

世界良い国指数指数No.1の栄光

Good Country Index

皆さんは海外に住んでみたい夢をお持ちでしょうか?日本を大好きという方も漠然と海外で優雅に生活することも憧れてしまうことってありますよね。もし将来海外での生活を夢見ている方がいればこちらのサイトを参考にすると良いかもしれません。

Good Country Indexというサイトなのですが、実は世界の「良い国指数」を発表しているんです。

英語のサイトなので中々詳しく理解できないという方のために簡単に説明すると、こちらで発表しているデータは国連やその他の機関・団体から集めた情報を元に分析が行われ、「サイエンス・テクノロジー」や「文化」、「健康と福祉」などの7部門別でランク付けされるのです。

そして栄えある一位に輝いているのがそうです、アイルランドなんです!北欧の国々が上位に来ているのですがその中のトップがアイルランド、、、私たち専門エージェントとしても嬉しいランキングでした。

そして日本が25位にランクインしています。

上位10ヶ国は下のようになっています。

  1. アイルランド
  2. フィンランド
  3. スイス
  4. オランダ
  5. ニュージーランド
  6. スウェーデン
  7. イギリス
  8. ノルウェー
  9. デンマーク
  10. ベルギー

もし海外に住みたいという希望があれば参考にしてみてくださいね。

アイルランドの経済状況

続いては少し固いお話になりますがアイルランドの経済について見ていきたいと思います。アイルランド経済は他のヨーロッパ諸国と比べ小規模で、外国との貿易に大きく依存している現状があります。

独立後は長らく近年まで欧州の最貧国のひとつでしたが、1990年代に入ってから爆発的な急成長を遂げ、1995年から2000年の経済成長率は10%前後で推移してきました。世界において最も経済成長を遂げた国のひとつと言っても過言ではありません。

アイルランド経済

それまでアイルランド経済を支えていた中心をなしていた農業は産業の工業化により重要度が低下し、現在では工業はGDPの46%、輸出額の80%、雇用の29%を担っています。

2000年代前半のアイルランド経済の力強い成長は輸出が寄与するところが大きかったのですが、それとともに生じた国内における個人消費および建設、設備投資による影響も見逃せません。好調な経済に伴い2000年代初頭のインフレ率は4%から5%で推移していましたが、2005年度には2.3%に低下しました。

この時期の失業率は低水準を維持しており収入も順調に増加していのですが、2000年代後半以降、金融不安等による経済環境の悪化で、失業率は再び10%を上回り、2011年から2012年には15%近くに達したのです。

世界の主要都市における調査によると、アイルランドの首都ダブリンは22番に物価の高い都市であり、2003年度の調査から2位上昇しているアイルランドはEUの中でルクセンブルクに次いで人口あたりGDPが大きい国であり、これは世界においても4位に位置しています。

アイルランド政府は累進課税を採用することで一定のレベルで富の再分配を実行しているのですが失業者層を含めた経済格差は他のヨーロッパ諸国に比べて大きいと言われています。

富裕層はダブリン東部に居住する傾向があり、移民や失業者などが集まり暮らしているエリアもダブリンにはあります。近年の著しい経済成長とともに生じた格差など、アイルランドの経済に関してはまだ課題が残されているのは間違いないでしょう。

2015年以降の経済状況(追加)

2015年のアイルランドの経済成長率はプラス7.8%となり、前年に続き欧州連合(EU)で最も高い水準を記録しました。7.8%という成長率は2015年のユーロ圏平均の5倍以上で、中国も上回る伸び率です!

アイルランドは2010年に国際的な支援を受けて以来、経済が回復。2015年は失業率が一段と低下し、小売売上高が大きく伸びたほか、ユーロ安で輸出に追い風が吹いたのも景気回復の鍵となっているようです。「2016年は15年ほどの成長は見込めないが、15年からの勢いは続いており、再び欧州の他の地域の成長率を大きく上回るだろう」とアイルランドは注目されています。

経済について学んだところで、国の治安を維持してくれる重要な役割を果たすのはだれでしょうか?そう、、、警察です!

次の項目ではアイルランドの警察はどのような仕組みになっているのか詳しくみていきたいと思います。

アイルランド警察

アイルランド警察の正式名称はアイルランド治安防衛団と言います。アイルランドでは警察をGarda Síochána (ガルダ・シーハーナ)、 Garda(ガルダ)またはその複数形のGardaí(ガルディー)と呼ぶことも多いです。

アイルランドはヨーロッパで最も治安のいい国とも呼ばれていて、その平和を維持するために治安護衛団は日々活動しています。留学に行くとなれば、本人はワクワクですが、親御さんは心配になる方も多いはず。事故に合わないか、事件に巻き込まれないか。アイルランドに関して言えば他の国と比べて安心できると思います。ヨーロッパで一番治安がいいと言われているだけでなく、世界で一番友好的な国としても知られるアイルランドです。もちろんどこに行っても、それは日本でも危険は日々つきものですが、過度に心配するような国ではありません^^

アイルランド警察

本部はダブリン市内のフェニックス・パークにあります。組織は長官により統率されており、長官の直属として2人の副長官が設けられています。それぞれ組織運営と捜査を担当しているのですが、さらに10名の長官補佐、6名が地方支部長、4名はそれぞれに特定のテーマを担当し、これらの警察官とは身分の異なる文民が経理担当に任命されていて、警察に勤務する者は軍と同様に警官と文民に分けられているのです。

6つの地方支部は現在ダブリン首都圏、東部、北部、南部、南東部それに西部支部が置かれています。一般的には一小区域には一つの警察署しか設けられていないのですが、その区域の重要性によって異なる数の警察官が配置されます。当たり前ですね笑

一般警察官の階級は Garda で、日本では巡査にあたります。警察には1,000人ほどの文民が存在しており、医療、経理、運転、情報技術、写真撮影、研究などの職務にあたっているが特徴的です。

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アイルランドの町中で見かける制服を着用した警官は、通常の場合火器を携帯していません。これは、警察官は木製の警棒以上の武器を持ち歩くべきではないとの考えに基づいているそうです。設立当初は武装していたのですが、その後方針を転換したことによります。

現在では12,000人いる全職員の中で3,000名が拳銃を携帯していると言われていますが、これには特殊部隊および公安警察が含まれています。

警察と一口に言っても、日本と違うところは多いようです。必要最低限の武器と聞くとアイルランドは凶悪犯罪の数が多くないということも想像できますね。

アイルランドの国防について

昨今、何かと国内でも話題になっている国防に関してアイルランドではどのようになっているのか気になるところですよね。アイルランド国防軍とは陸軍・海軍・空軍の総称となっています。

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アイルランド語による正式名称は「義勇軍」を意味するのですが、英語表記になると「Irish Defence Forces」となります。国防軍は以下の組織で構成されています。

  • 常備軍
    • アイルランド陸軍
    • アイルランド海軍
    • アイルランド空軍
  • 国防軍予備役
    • 陸軍予備役
    • 空軍予備役

メインとなるのが陸軍、海軍、空軍の3つの組織になります。そして各軍のトップに君臨する総司令官をアイルランド共和国の大統領が務めます。現状ですとマイケル・D・ヒギンズがその役割を担っています。

しかしながら、国防軍は国防大臣を通してアイルランド共和国首相の指示に従っているのが実情 です。現在、国土防衛の観点から考えてアイルランド共和国の地理的状況は非常に恵まれており、欧州連合の北西の端に位置し、外敵からの侵略の可能性は全くないと言っても過言ではないようです。アイルランドは長年中立政策を固持しており、これは第二次世界大戦においても変更されることはありませんでした。これらの影響から軍事能力は高いとは言えないのですが、国連の平和維持活動に対して長期に渡って参加している実績があります。

アイルランドの大統領をご存知ですか?

今日はあまり馴染みがないかもしれませんがアイルランドの大統領制度について簡単に見ていきたいと思います。

アイルランドは1937年より大統領制を敷いていおり、アイルランド憲法において国家元首としての地位が確立された歴史があります。大統領職は儀式的な職務が主でなのですがいくつかの留保権限を行使することがあります。(特定の条件下での法案への署名の拒否や、下院の解散の拒否など)その任期は7年で3選は禁止されています。従って最長でも14年間の任期ということになります。

特徴的な点としてはアイルランドには副大統領職がなく、大統領職が任期途中に空席となった場合は60日以内に選挙を実施しなければならない決まりがります。その間の大統領の職務と権能は大統領委員会によって代行されるのです。大統領委員会は最高裁判所長官、下院議長及び上院議長によって構成されています。現職は労働党の第9代マイケル・D・ヒギンズ大統領で2011年11月11日から現在で5年目を迎えています。

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勘の良い方はお分かりかと思いますが、9代目ですから日本の総理大臣とは違い、あまりコロコロと代替わりしていないことが想像できるかと思います。

アイルランドの治安事情

上記でもある通りアイルランドの治安はヨーロッパの中でも最も治安が良い国と認識されているほど安心して過ごすことができます。自分がアイルランドに行っている際もオフィスと家を深夜2時、3時にうろうろしていましたが危険なんて少しも感じたことはありません。もちろん留学生の方は深夜には出歩かないで下さい。ただ、もしかすると日本よりも安全かもしれない国なので、そこまで心配をする必要はありません。

アイルランドの治安

ヨーロッパでは一番治安がいいと言われることもあるアイルランドです。自分はアイルランド含め20カ国ほど滞在してきましたが、その経験からで言うと、とっても安全です。アイルランドに来たばかりの頃から夜道を歩いていますが特に危ないことには無縁です。

気をつけた方がいい地区

アイルランド外

それでも夜歩くにはちょっと気をつけた方がいいと言われている場所があります。覚えるのは簡単です。ダブリンのLiffey川を挟んで北側、地区で言うとダブリンの奇数番号の地区は少し気をつけた方がいいと言われています。

北と南では確かに少し雰囲気も違います。北は少し雑多な感じですが、南は昔の建物が丁寧に残されており高級な雰囲気も漂っています。友人から聞いた話しでは、携帯で話しながら歩いていたら、携帯を走り取られてしまった、携帯をカフェの机に置いていたら、いつのまにか取られてしまっていた、などなど。

日本ではポケットに携帯や財布を入れて、机の上に出す人が少ないので気をつけた方がいいです!このような治安の関係もあるので、北側の方が家賃が比較的低くなっています。もちろん普通に住んでいる友達もいるので、気合いの入った男性ならぜんぜん大丈夫だと思います。女性の場合はあまりおすすめしません。

ただ、やはりアイルランドは安全と言われることの方が圧倒的に多いです。世界で一番友好的な国として選ばれたこともあるくらいなので、治安のことはそれほど気にしなくても大丈夫だと思います。一人で夜歩く時は、どこの地区を歩いているのか、奇数の地区の場合は少し気をつけながら歩きましょう。