アイルランド生まれの名酒「ギネスビール」


目次:ギネスビールに詳しくなろう

  1. ギネスビールの歴史
  2. ダブリンのギネスストアハウス
  3. 日本で見つけるギネス

ギネスビールの歴史

お待たせしました!!ギネスビールについてです!!誰よりも待っていたのはこの私です!

「Guiness is good for you(ギネスは体に良い)」
こんな宣伝文句があったようです。現在ではこのフレーズは禁止されていますが、昔は鉄分が多く含まれているために妊婦さんに勧めていたこともりました。1パイント(=約568ml)あたり198キロカロリーで同量のオレンジジュースよりもカロリーが低いため、確かに体に良いと言われても頷いてしまいますね・・

ギネスの創業者であるアーサー・ギネスは1759年、使われなくなっていた醸造所を9000年契約で45ポンドという驚きの価格で契約しました。最初はエールという種類のビールを醸造していたそうですが、その後ポーター(エールをブレンドした英国生まれのビール)へ移行し、これを改良してスタウト・ポーター(強いポーター)と呼ばれる黒ビールを作りました。これがギネスビールです。

この頃のアイルランドはイギリスからの独立機運が強まっており、アイルランドのビールをイギリス人に飲ませて見返したい、という気持ちもあったようです。ギネスのロゴに国章であるハープが描かれていることからも、その気持ちが伺えますね。

10年後の1769年にギネスは初めて製品を輸出し、6樽半がイギリスに送られたと言われています。その初輸出が成功、それ以降ギネスは海外進出を続けていくこととなりました。当時の航海は現代以上にリスクを伴うため、多くの会社はアイルランド国内への販売にとどまっていましたが、ギネスは創業100年後にはニュージーランドのような遠方にまで輸出をしていたそうです。そして1960年代にはナイジェリアやマレーシアで醸造所がオープンすることとなりました。

今では50ヶ国以上で醸造され、150ヶ国以上で飲むことができるギネスビール、いかに海外進出に力を入れてきたかがわかりますね。

ダブリンのギネスストアハウス

ギネスビールにまつわる観光名所をご紹介いたします。

2000年、ダブリン中心部にあり250年の歴史をもつ醸造所「セント・ジェームズ・ゲート」内にギネスの世界を体験できる7階建ての施設が誕生しました。その名もGuiness Store House。

ギネスストアハウスでは、ギネスの製造工程が見られるコーナーや実際のテイスティング方法が学べるコーナー、ギネスの注ぎ方を学べるコーナー等があります。そして最上階にはパブ!!ダブリンで1番高い場所にあるパブで、1番新鮮なギネスビールが飲める。考えただけで興奮します。。この建物のエスカレーターは吹き抜け部分がパイントグラスの形をしているそうで、その大きなパイントグラスには1430万杯のパイントグラスが入るそうです。

ダブリンに行かれた際は是非行ってみてはいかがでしょう?

日本で見つけるギネス

以前別の記事で世界各地には様々なギネスビールがあることをご紹介させて頂きましたが、実は日本でも4種類のギネスを楽しむことができるんです!

樽詰めギネス

主にバーやパブ(アイリッシュパブでは定番)において、パイントグラスで飲むことができます。1パイントが568mlなので、普段飲む中ジョッキよりもけっこう量は多いです。工場から最短ルートで消費者に提供されるため、生ビールと同様に最もビールとしての味を楽しめる商品でもあります。またギネス最大の魅力であるクリーミーな泡を最も味わえるのもこの商品です。

ドラフトギネス缶

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ギネスの魅力はその繊細でクリーミーな泡ですが、家庭用の缶ビールでこれをなんとか楽しむため、実現した商品。品揃えの良いスーパーでも容易に手に入り、330ml缶に封入された「フローティング・ウィジェット」と呼ばれる、直径3センチぐらいのプラスチック製のボールが入っています。そのため、缶を手に取ったときコロコロと缶内でウィジェットが転がる音がします。このウィジェット内に窒素ガスが封入されていて、開封されたときにウィジェットの小さな穴から内部のガスが放出されるのです。それによって微細な泡を発生させる仕組みになっています。

ギネス・エクストラ・スタウト

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「昔ながら」のギネスで、英国のパプで長年親しまれてきたボトルビール。日本国内の飲食店や小売店で見かけることはあまり多くないですが、ショットバーのような場所では目にする機会が多いとおもいます。その代わり、樽詰めギネスが一目にはなんの変哲もないボトルビールですが、当然ながらクリーミーな泡はしっかりと楽しめます。

ギネス・フォーリン・エクストラ

輸出用に作られたボトルビール。持ちを良くするために、アルコール度数は7.5%とやや高めに設定されています。キリンが正規輸入しておらず、並行輸入品のみの販売で、エクストラ・スタウトに比べると、さらに見かけることは少なくなります。クリーミーな泡は同じく健在で、より濃厚な味に感じられることから好みの分かれるところではあります。

次飲む機会があれば、個人的にはパイントグラスで楽しみたいですね。