音楽や詩だけじゃない!アイルランドの名作映画


これまで数多くのケルトミュージシャンや詩人について記事を書いて来ましたが、実はアイルランドには名作と呼ばれる映画も少なくないのです。

Song of the Sea

皆さん、映画はお好きでしょうか?私は家のプロジェクターを使って劇場のように大きなスクリーンで映画を見るのが好きで、そのホームシアターで名作アニメを鑑賞し涙を流すこともあります。

そんな中でも今回ご紹介するのは、偶然知ったアイルランドの長編アニメ「Song of the Sea」です。

tent_song_hires_2

こちらはなんとあの話題作である「レゴ(R)ムービー」を差し置きアカデミー賞にノミネートした超実力派?映画なんです。2014年に公開された比較的新しいアニメなのですが、ケルト神話の伝説を幻想的で美しいタッチで描き、ミステリアスな雰囲気の中でシリアスな展開をしていく内容となっています。

妻を失った悲しみにくれる父親とともに灯台で生活している兄妹の話。ある日、母親の持っていたフルートを見つけたことで、二人の物語が動き始めるのです。

皆さんもアイルランドへ留学する前に英語の勉強がてら、アイルランドの神話を知ってみるといいかもしれないですね。

そして、もちろん映画はアニメだけじゃありませんよ!

ONCE ダブリンの街角で

アイルランドの首都が舞台となっている映画「ONCE ダブリンの街角で」。この映画は知っている方も多いはず。

once ダブリンの街角で

2007年公開の映画でジョン・カーニー脚本および監督のアイルランドの音楽映画です。自然主義俳優およびミュージシャンのグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが演じており、映画撮影以前より2人は「ザ・スウェル・シーズン」の名で音楽活動をしていた経歴を持ち映画のオリジナル曲全ての作曲および演奏を行ったそうです。

制作費は€130,000でしたが映画は成功をおさめ、アメリカの映画館各館の平均興行収入を越えるという偉業を成し遂げました。好評を得て2007年のインディペンデント・スピリット賞の外国映画賞を受賞しました。ハンサードとイルグロヴァの曲『Falling Slowly 』は第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞し、サウンドトラックはグラミー賞にノミネートされました。

ダブリンのストリート・ミュージシャンである30代の”男”(グレン・ハンサード)は商店街であるグラフトン通りでギターの弾き語りをしているがなかなか成功に結びつきません。そんな中”男”の音楽に惹かれ、チェコからの移民である花売りの”女”(マルケタ・イルグロヴァ)が曲や恋人について彼に話しかけるところから物語は進み、”男”が音楽活動の他にフーヴァー(掃除機メーカーThe Hooverであるがイギリスとアイルランドでは掃除機の総称となっている)の修理をしていると聞いて喜び、”女”は壊れた掃除機の修理を依頼するのです。

音楽を中心にラブストーリーが展開していくのです。音楽と恋愛の組み合わせってなんだか素敵ですよね。