プロフィール
Moeさん
20代
Slieve Aughty Centre
2週間
アイルランド留学中の一番の思い出
ホースライディングやトレッキングももちろん素晴らしかったのですが、わたしの一番の思い出はオフの日にみんなで車に乗って小さな町のバーをはしごしたことです。広大な牧草地と森に囲まれて過ごす中で休日に町に出かけることを楽しみにしていて、みんなここぞとばかりにお洒落をするので支度に時間がかかります。町では一杯ごとにお店を代え、知らない人の誕生日パーティで踊ったりもしました。ハウスメイトやスタッフとここまで仲良くなれたのも、一緒に仕事をするワーキングホリデーだからこそと感じています。
ワーキングホリデーは一日四、五時間働いて一、二時間のライディングをさせてもらうプログラムです。仕事は馬の世話からファームでの野菜や果物の収穫とカット、ゲストハウスの清掃などさまざまです。わたしのとりわけ好きな仕事はりんごのカットで、終わったあとに芯を馬にあげに行くのが楽しみでした。日中は馬を中心とした生活を送り、夜はハウスメイトとリビングで火を囲みながらおしゃべりをしたりとゆっくり過ごす。毎日が小さな幸せに満ちた滞在でした。町に繰り出した休日もセンターで過ごした日常もどちらも大切な思い出です。
アイルランドでの留学体験をどのように活かしていきたいか。
わたしの留学は語学を学ぶためのものではなく、「馬に乗りたい」という思いから決めたものでした。しかし、センターに滞在してみて身近にあったのは馬だけではありませんでした。雨が降って草が育ち、それを馬が食べ、糞が堆肥になって畑から野菜が育ち、わたしたちが食べる。普段東京で暮らしていると忘れがちな「自然との共生」が当たり前にありました。日本でもそれを忘れずに環境に配慮する生活を続けていきたいです。
もうひとつ、今回の留学で英語のスキルを向上させることが自分の中で明確な目標となりました。留学中、相手の言っていることが聞き取れるのにスムーズに話せないことで、会話が弾まなかったのが残念です。わたしは普段おしゃべりのほうなのですが、英語で上手く話せないために大人しくなってしまい、あまり自分らしさが出せませんでした。今後は「友人たちと会話を楽しめるように語学力を上げたい」という思いをモチベーションに英語を学んでいきたいです。