アイランド人の憩いの場「パブ」
初めて入るお店ってなんだか緊張しますよね。それがもし海外となると、注文の仕方や支払い方法などわからずドキドキしてしまいませんか?せっかくなら思いっきり食事も楽しみたいですよね。アイルランドを満喫する上で欠かせないのがパブです。アイルランドはパブ文化が根強く浸透しているため、夕方頃からパブに人が集まりだします。アイルランドのことを知りたければ、絶対にパブへ行かねばなりません。今回の記事では、そんなアイルランドのパブの作法や、ダブリンの有名なパブをご紹介いたします!
アイリッシュパブでのルールその①〜原則先払い〜
少し大げさに作法と言いましたが、実はそんなに難しいことではありません笑 日本でも有名なアイリッシュパブのチェーン店がありますが、そのお店と同じようにお金は先払いが原則です。ビールを注文するときはスタッフにビールの銘柄を伝えましょう。
アイリッシュパブでのルールその②〜ビールの量の単位はパイント〜
次に、量です。単位はパイントを使います。1パイントはおよそ560ml、ハーフパイントはおよそ230mlです。日本の中ジョッキがだいたい430mlくらいなのでそれより少し多いですね。量が決まっていれば、あとは簡単。元気よく笑顔で「1パイント ◯◯(銘柄)」とスタッフに伝えましょう。るんるんで注いでくれるはずです。
もちろん、せっかくアイルランドに来たのならアイリッシュウイスキーも飲んでみたいですよね。ウイスキーの場合は、ストレートかロックで飲むことが多いですね。水割りを希望の場合は、水を注文し、好みに合わせて薄めて飲みます。おつまみはお店によりけりでちゃんとしたものが頼めるところや、スナックやナッツ類のみのところもあります。どちらも楽しみたい場合は、お店に入る前にチェックしてから入るようにしましょう。
聖地ダブリンの8つのアイリッシュパブ
いざ現地で初めてのパブ体験に行くとなっても、あちこちにパブがあり絶対に迷ってしまいます笑 そんなあなたのために、留学カウンセラーの私が選ぶ地元でも人気なパブ情報をお届けいたします!
The Church
このパブはもともと教会だった場所を利用しているため雰囲気が抜群です。ギネスビール創業者のアーサーギネスが結婚式をあげたことでも知られる立派な教会なんですよ。1階のパブの他に2階のレストラン、地下はナイトクラブとして利用されています。
Address
Junction of Mary St. & Jervis St., Dublin 1
Mulligans
ここのパブはJ・ジョイスの作品に登場する世界的にも知られているパブです。ですがそれ以上にこのパブを有名にした人物がいます。なんと皆さんよくご存知のJ.F.ケネディが大統領になる前に訪れたパブなのです。ケネディはここで初めてのギネスを堪能しました。また、ダブリンで最もおいしいギネスが飲めるパブとも言われています。
Address
8 Poolbeg St., Dublin 2
The Oliver St. John Gogarty’s
ここもとても人気なパブの一つで店内が込み合うほど賑わっています。午後から深夜までアイルランドの伝統音楽がずっと流れており、アイリッシュダンスが見られることもあります。美味しいお酒だけでなく、そのエンターテイメント性も人気の理由の1つ。要チェックです!
Address
58-59 Fleet St., Temple Bar, Dublin 2
O’Donoghue’s
音楽に興味がある人に強くオススメしたいのがこちらのパブ。ここから巣立っていったミュージシャンは数多く、ミュージシャンを志す人にとっては伝説的なパブとして知られています。お酒だけでなく、レベルの高い音楽を聴きながら優雅な時を過ごすことができるのは魅力的です。また、ラグビーの応援にも力を入れているため、試合の日には多くの人が集まるスポットとなります。
Address
15 Merrion Row, Dublin2
Porterhouse
ここはクラフトビール社が手がけているパブで、同社が醸造したビールはもちろん、常時200種類以上の銘柄を揃えています。音楽の演奏も毎晩行われているため、にぎやかにお酒を楽しむことができるため地元の人にも愛されています。
Address
16-18 Parliament St., Dublin 2
The Exchequer
ここは今まで紹介してきた所と比べると、新しいパブで2009年にオープンした店です。しかしながら、Best Gastropub in Ireland、Best Cooktail Experienceなど数々の賞を受賞している熱いパブ。ビールはもちろん、ワインやカクテルなども充実しています。ランチには一皿€10で提供されるお得なプレートもあるので、ぜひ行ってみてください!
Address
3-5 Exchequer St., Dublin2
The Brazen Head
1198年創業というダブリンで最も古い歴史あるパブ。歴史が長いだけでなく、The James Joyce Pub Award、Dining Pub of the Year Awardの2つを受賞している間違いないお店です。音楽の演奏にも定評のあるパブです。
Address
20 Bridge St., Dublin 8
Davy Byrnes
デイビーバーンズは文学によく登場するパブとして知られています。作家のJ・ジョイスの作品などによく出てくるために有名になったパブの一つ。小説に思いを馳せながらお酒を楽しむのもおしゃれですね。
Address
21 Duke St., Dublin 2
日本にはない文化なのでぜひ現地のアイリッシュパブに飛び込んでみてください。気さくなアイルランド人たちが珍しい日本人にすぐ話しかけてくるはずです。現地の人と仲良くなるともっとアイルランドのことを深く知れるでしょう。
パブ以外にもアイルランドの観光スポットを知って、旅行計画を立てていきましょう。
パブで仲良くなった友人と次はイベントに行くのもとてもいいでしょう。年間を通じて大きなイベントがアイルランドにもあります。